ウェブサイトからの申し込みや登録時、フォームの入力項目に、アルファベットの上に点々のついたウムラウト(äöüÄÖÜ)やエスツェット(ß)を入力すると、エラーになってしまう場合があります。ドイツの住所で日本のウェブサービスに申し込みたい場合など、よくこの問題に遭遇します。
これは、フォームが特殊文字を許可していない為です。ウムラウトは一部のシステムやメーラーなどで文字化けしてしまう場合もあるため、解読不可になってしまうのを避けるため、エラーではじいているのです。
氏名や住所にウムラウトが含まれている場合は登録できなくて困りますよね。
そんな場合は、ウムラウトを英字アルファベットに置き換えた代替表記がありますので、ウムラウトを下記のように変更してみてください。
基本的にウムラウトの点々がない英字の後ろにeを付加したものです。エスツェットについてはsが2つとなります。
例えば、名前が Müller の場合、Mueller のように入力します。
住所が Düsseldorf の場合は、Duesseldorf のように書き換えてみてください。
他にも例を挙げておきますね。
Köln → Koeln
München → Muenchen
Jürgen → Juergen
Straße → Strasse
Äpfel → Aepfel
Öko → Oeko
この代替表記は国際的に広く認知されていて、郵便物の宛先がこのように変換されて書かれていもきちんと届きます。
実際にドイツ人がドイツ国外のサービスを使用する時もこの方法で対処しています。
ですので、この書き方をしたからといって、名前や住所が違うとみなされて郵便物が届かないかも、という心配はありません。
以上、ウェブサイトのフォームにウムラウトを入力できないときの代替表記の方法をお伝えしました。