冬のドイツ旅行を計画する場合クリスマスマーケットに行きたい!と思われる方は多いのではないでしょうか。
だけど、きちんと日程を計画しないと、せっかくのクリスマスマーケットを楽しめなくなるかもしれません。それどころかドイツ旅行自体が台無しになる事も。
ドイツのクリスマスマーケットはいつ開いているのでしょうか。
今回は個人旅行者は要注意、クリスマス時期にドイツ旅行する場合の日程について解説します。
クリスマスイブは盛り上がると思いきや
日本では大盛り上がりのクリスマスイブ。
ドイツのクリスマスマーケットも、クリスマスイブやクリスマスの当日の12月24日、25日が一番盛り上がるのではないか、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でもそれは大きな間違い。
ドイツのクリスマスシーズンは、12月23日の夕方からお店が閉まる場合が多く、24、25日はほとんどのお店が閉まってしまいます。
クリスマスマーケットも例外ではなく、12月23日でおしまい、という場合がほとんどです。
ですので、盛り上がりを期待してクリスマスイブやクリスマス当日を狙って行っても、クリスマスマーケットは開いていない、という事態に陥るのです。
それどころか博物館や観光地も閉まってしまう事が多く、十分に観光が楽しめません。特に教会の24、25日はミサが行われるので参列者以外の見学やガイドツアーはお休みという場合が多いです。
交通機関も休日運航になり本数が減ってしまい、移動も困難になります。
クリスマスの日は家族そろって家で祝う日
ドイツのクリスマスイブとクリスマス当日は、仕事を休んで家族そろってゆっくり祝う日です。ですので、クリスマスマーケットで働く人も、ショッピングセンターで働く人もお土産屋さんも皆お店を閉めて、お休みするんですね。
日本では、だれかとイルミネーションを見て、レストランで食事、というように外に出かける人が多いと思います。お店もクリスマス商戦!という事で盛り上がりイブは街に人が多いですよね。
それがドイツでは反対。街は静まり返り、ほとんどの人が家で過ごします。
日本のお正月もお店が閉まる事がほとんどですよね。それと似てるなと思います。
ドイツのクリスマスマーケットはいつ開いているの?
ドイツのクリスマスマーケットの日程は、第一アドベントにあたる日の数日前から、12月23日までとなっている場合がほとんどです。(大きなマーケットの中には24日も開いているものもありますが、昼ごろまでで早く閉まります。)
第一アドベントとは、クリスマスの日(12月25日)からさかのぼって4回分前の日曜日です。マーケットはその数日前からオープンするので、12月に入るころにはどのクリスマスマーケットも開いています。
なお、開催期間中は土日でも開いています。
23日、24日は、クリスマスマーケット会場自体は開いているといっても個別に閉めてしまう露店も多くあって、十分には楽しめません。
したがって、12月に入ってから、22日までがクリスマスマーケットを十分楽しむのにおすすめの期間となります。
ちなみに、三大クリスマスマーケットの1つとして知られるドレスデンのクリスマスマーケットの開催期間は下記記事で詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。
年末年始はあまりおすすめしません
お正月の休暇を利用してドイツ旅行を計画する方も多くいらっしゃるかと思います。
でも上記で解説した通りドイツのクリスマスマーケットはだいたいクリスマスイブまたはその前日には終わってしまいます。
有名なドレスデンのStriezelmarktやニュルンベルクのChristkindlesmarkt、シュトゥットガルトStuttgarter Weihnachtsmarktなども例外ではなく、年末年始にはすでに終了しています。
年末に再開されるマーケットも一部ありますが、それでも大晦日と元旦には閉まっている場合が多いです。
したがってクリスマスマーケットを狙って年末年始に旅程を組むのはあまりおすすめしません。
個人旅行を計画する際には注意が必要です。こんなはずじゃなかったとならないためにも参考にしてくださいね。