海外でお好み焼きを作る機会って以外に多いと思います。その場合、つなぎの山芋がない!という場合も多いのではないでしょうか?
アジアマーケットまで行くのには遠くて時間がかかるし、今日食べたい!という場合は良い代用品があるのでご紹介しますね!
山芋がない時の代用品はLeinsamen(亜麻仁シード)で
日本語では亜麻仁シード、ドイツ語ではLeinsamen(ラインザーメン)、英語ではflax seed(フラックスシード)とよばれる種子を使用します。
濃い茶色で細長くてツルツルしている種子です。パンにまぶしてあるのを見かける事もあるのではないでしょうか。
ただし山芋の代用では、亜麻仁シードは砕いたものを使用します。
ドイツでは、Leinsamen geschrotet という名前ですでに砕かれたものが売られています。
まず、亜麻仁シードの砕いたものをなるべく小さい器に入れます。(大きい器だとお湯がすぐに冷めてしまうので)
亜麻仁シードの量は、レシピの山芋と同じ量(乾燥状態で)を使います。(レシピの山芋が大さじ3杯なら、乾燥状態の亜麻仁シードを大さじ3杯)
そこに熱湯を亜麻仁シードの量の1.5倍くらい入れて10分ほど待ちます。
するとドロドロねばねばの状態になります。まるで山芋みたいですね。
それをそのままお好み焼きなどの生地に混ぜて使います。量はレシピの山芋の量よりかは少し多くなりますがOKです。
味にくせがなく、臭いもないので、お好み焼きの風味を損なうことなく美味しく出来上がります!
うちはこれで、お好み焼きの為に遠いアジアマーケットまで山芋を買いに行く事はなくなりました。
生の山芋は保存がききませんが、亜麻仁シードなら保存がきくので、お好み焼きが突然食べたくなったという時に重宝しています。
スーパーで簡単に買える粉砕亜麻仁シード
ドイツでは、亜麻仁シードをミューズリーに入れて食べたり、パンに混ぜて焼いたりすることが多いため、一般的なスーパーで簡単に買う事ができます。
亜麻仁シードは栄養価が高く、便秘にも効果があることから、健康食としても人気なんですよ。
粉砕されたものは、だいたいコーンフレークやミューズリーのコーナーにおいてあります。
お好み焼き以外にも
私は卵焼きが苦手で、すぐにボロボロになってしまうのですが、亜麻仁シードを上記の方法でドロドロにしたものを混ぜて焼いてみるとびっくり!
破れにくくて、しかもふわふわのができるではありませんか!栄養価もあがるし、おすすめです。
また、息子が偏食で納豆くらいしかよく食べてくれないため、栄養が偏るなと思い、これをねばねばにして納豆に混ぜて入れたところ、まったく違和感なかったようで気づかずに食べてくれました。
他にもいろんな使い方ができそうですね!